口蹄疫について

口蹄疫は、英国、中国、その他、世界中の国々で発生しており、
2010年には、韓国や日本でも発生しました。
このウイルス性伝染病は、口(くち)や蹄(ひづめ)に水泡ができ傷口を作りますが、
家畜はその痛みで食べることができなくなり、よだれが大量に出て、発熱し、
歩くこともできず、体力を消耗して、肉やミルクを作れなくなってしまいます。
(乳牛や母豚においては乳房にも水泡ができます)
口蹄疫が発生した場合、その国の肉、ソーセイジやハムなどの加工品などの輸入・持ち込みは一切禁止されます。当然のことですが、経済的な打撃は多大です。
口蹄疫の感染拡大を予防するにあたって6つのポイントが示されています。
畜舎の出入時には必ず消毒。畜舎の出入口には消毒槽が設けられています。
  出入りする場合は必ず履物を消毒しましょう。
関係者以外は畜舎に入れないように、入らないようにしましょう。
海外旅行者、海外のおみやげ物、郵便物には注意が必要です。
  発生国からの旅行者、おみやげ物、郵便物からウイルスを持ち込んでしまう場合が
  あります。(口蹄疫のウイルスは乾燥に弱いとされていますが・・)
食品残渣を給与する際は加熱すること。
  調理残渣などで口蹄疫が拡大した事例があります。
飼料は、どこの国からのものかなど、出所を確認しましょう。
家畜に異常があったら、すぐに獣医師、家畜保健衛生所に連絡しましょう。
口蹄疫ウイルスは酸性やアルカリ性に弱く、肉を熟成させるプロセスでもほとんど死滅します。しっかり過熱調理すれば、確実に死滅させることもできます。
2001年に英国で口蹄疫が発生した際、約400万頭以上の家畜が殺処分されましたが、
この時に「人間に感染した」という報道がありました。
しかし、調べた結果、21例中の3例から出たのはエンテロウイルス(鼻かぜ、手足口病、口や喉に炎症をともなうヘルパンギーナ、無菌性髄膜炎などのウイルス)でした。
1967年には口蹄疫が人間に感染したという事例があるとのことですが・・、
2010年の現在に至っては、人間に直接的に及ぼす悪影響はないとされています。
飼育環境の衛生管理・整備、免疫力の維持・向上は重要。
最近では世界中で感染症が問題になっています。(口蹄疫もその一つ)
予防のためのワクチンもありますが、 ウイルスは変わりやすいということもあって完璧とはいえません・・。抗生剤も効かない、効きづらいという実際があります・・。

人間でも家畜でも、水の質が悪いところ、配管のスライムやスケールが放置されているところ、土壌の質が低下しているところでは、感染症が発生しやすくなります・・。
また、太らせることは家畜が経済動物である以上重要ですが、免疫力を維持・向上させるということについてはどうでしょう、 病気を出さず、または最小限に抑え、大事な資産を守ることは同様に重要といえるのではないでしょうか・・。

現在、「これをやったら完璧」と安易にいえるものはありませんが、
原点に立ち返り、「見直す時期に来ている」ことは、現象からしても間違いないようです。
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