東京農工大と共同研究
現場実績に基づき、2010年春から東京農工大との共同研究がスタートしています。
研究成果を発表させていただくにはもう少し時間が必要ですが、佐藤先生をはじめ、
多くの方々の協力を得ながら構築に務めています。
主観性と客観性のバランスは重要です。つい現状に満足してしまいがちですが、
これでいいということはありませんし、また、謙虚に取り組むことで新発見もあります。
より成果を高めるために、お役に立てますように、 その願いをこめて日々研究に取り組んでいます。
今年4月には宮崎で口蹄疫が大問題になり大きな被害をもたらしました。
この被害は現在も大きな波紋となって広がり、
今なお他の業種を巻き込んで深刻な影響を与えています。
世界のあちらこちらで高病原性鳥インフルエンザ(H5N1など)も見つかっています。
TPPもあります。農業の分野でも様々な課題や問題が山積み・・・・。
「およそ新創の事業は、一直線に無難に進み行かるべきものではない。あるいは躓き、
あるいは悩み、種々の困難を経、辛苦を嘗めて、 はじめて成功を見るものである。」、
これは故・渋沢栄一氏の言葉です。
革新とは変化を創ること、保護より自立。
近い将来において、この研究は農工商連携 に活かせればと思っています。
さらなる安心と安全の確保、生産性の向上、 質の向上、
これらに取り組むことで新たな道を開き、希望を育んでいければ幸いです。